困っている誰かを支えることができるボランティア。参加する人に対して、心優しい人というイメージを抱く人もいるでしょう。
しかし、ボランティアに酔いしれて力強くアピールしてしまい、周囲からはうざい・性格悪いと思われてしまう人も珍しくはありません。そこで、ボランティアアピールがうざい人と対処法を、8つに分けてご紹介します!
1.ボランティアを経験したばかりの人はうざい傾向有り
ボランティアは、人助けという立派な行動を、肌身に感じられる慈善活動です。そこから学び、得られるものも多く、誰かのために汗を流すことの喜びを感じるために、ボランティアに精を出す人もいるでしょう。
初めてボランティアを経験した人は、自身の体験をもっと多くの人に広めたいと思い、ボランティアの素晴らしさや必要性をアピールする傾向があります。
それで影響を受ける人もいるでしょうが、テンション高くボランティアアピールする様に「うざい」と単純に感じてしまう人も多いようですね。
2.ボランティアに一生懸命な自分をアピール
最もうざいと思われるタイプが「ボランティアをしている自分が大好き」な人です。
ボランティアに参加すること自体が、世間からも立派なことだと評価されています。それをはっきりと理解しているからこそ、ボランティアをアピールして、心優しい自分自身を肌身に感じているのです。
好きな異性に対しても、ボランティアに行っていることをアピールする人がいます。そういう人は、自分が優しい女であることをさりげなくアピールして、好きな男性の心を掴むことが目的です。
こういう風にボランティアを利用する人は、同性・異性問わず、うざいし性格が悪いと思われてやすいでしょうね。せっかくのボランティア活動が台無しになります。
3.良い人ぶりをわざとアピール
ボランティアを経験していると、就職活動において、面接時のアピールポイントとして有効活用することもできます。そのため、自分の将来を見据えてボランティアに取り組む人も多いようです。
就職氷河期といわれている時代ですので、よりよい企業に就職するためにも、さまざまな経験をしておくことは大切なことでもあります。
しかし、狙ったようにボランティアをする事で良い人ぶりをアピールすることに慣れている人は、会社の面接官に評価されても、周囲の友人知人からはうざいと思われる傾向にあるようです。
4.ボランティアで忙しいアピールがうざい!
いつも忙しそうにしている人は、大変そうに見える反面、充実しているようにも見えますよね。ボランティアに積極的で忙しいという人は、自分の時間を削ってでもボランティアに参加していることが多いです。
身を削って誰かのために行動する人立派とも言えますが、一部の人からはうざいと思われてしまう場合も。その理由は「ボランティアで忙しい自分に酔っているように見えるから」なのだそうです。
実際に酔っている人にとってはイタイでしょうが、心からの善意でボランティアに取り組む人にとっては、少々心外でうざいかもしれないですね。
5.ボランティアで遊べる女性探しをする男たち
実は、ボランティアは異性との出会いが多い機会でもあるのです。ボランティアには、時間に余裕がある学生の参加率が高く、特に若い女性の参加が目立ちます。
そこに目をつける男性も多く、「ボランティア=出会いの場」という不適切な考えが男性の間で広まっているのだとか。真摯にボランティアに取り組む女性にとっては、この上なくうざいことですよね。
6.まずはボランティアに参加している事を褒めてみよう
うざいほどボランティアを執拗にアピールする人は、とにかく優しい自分を認めてもらいたいという気持ちを隠しています。耐えられないほどうざいと思っても、適当に話し相手になると
- 人の気持ちが分からない冷たい人
- ボランティアを否定する悪人
- この人は性格が悪い人だ
などと、相手に思われるかもしれません。少々面倒でも、まずは相手がボランティアへ行ったことを素直に褒めてみましょう。相手も満足して、早々にボランティアアピールを止めてくれる可能性があります。
正論を言ってみる
大げさすぎるボランティアアピールは、自分の評価を上げることはなく、逆にうざいと低評価されます。しかし、当の本人は、「ボランティアをする人間に悪い人間はいない!」といった感じで、相手のペースも合わせずにボランティアアピールを続けるでしょう。
不快にさせる可能性もありますが、もし友人からのボランティアアピールがうざいと感じたなら、友人にとってもデメリットになるという正論を伝えてみるのも手です。
さすがに嫌われたいという人はいないはずですので、自分の評価を守るためにも、ボランティアアピールを控えてくれるかもしれません。
会社のボランティアの対処法
イメージが大切な企業にとって、ボランティアは企業イメージをアップできる絶好の機会です。そのため、ボランティアに積極的なアピールを繰り返す企業も多いのですが、自分の意思とは無関係に、休日にボランティアに参加させられる会社員も少なくはありません。
ボランティアは、労働ではなく慈善活動です。家庭の事情などを言い訳にすれば、強制のような空気感であっても避けることができるでしょう。
しかし、何度も断り続けると、会社での立ち位置が危うくなる可能性も考えられます。会社に適用するためにも、たまにはボランティアに参加した方がいいかもしれませんね。
「ボランティアに参加=善人」というわけではない
あまりにボランティアアピールがうざい人が近くにいると、「ボランティアに行っていない自分が冷たい人間なんじゃ…」と思い込んでしまったことがある人もいるでしょう。
実際、ボランティアをすることで救われる人もいる上、「やらない善よりやる偽善」という言葉もあります。しかし、「ボランティアに参加した」という事実を武器に、自分自身を美化し、他人より優しいと錯覚してしまう人は、あまり魅力的に映らないでしょう。
自身の善行を公にせず、メリットとデメリットで物事を区別しない人こそ、本当に心優しい人なのです。
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