必ず印象に残る「座右の銘」60選を紹介!面接や自己紹介でも使える!

自己啓発

「おもしろき こともなき世に おもしろく」。高杉晋作の素晴らしい言葉ですが、いかんせん有名すぎて面白くありません。

せっかく座右の銘を言うなら、人が知らない座右の銘をあげる方が印象に残ります。そこから新たなコミュニケーションも生まれて効果的。そこで今回はベタではない座右の銘をご紹介します。自己紹介や面接で座右の銘を言う時などの参考にしてください。

  1. 腹落ちする座右の銘を見つけよう
    1. 1. ソクラテス
    2. 2. ジャン=ジャック・ルソー
    3. 3. ニーチェ
    4. 4. マルティン・ハイデガー
    5. 5. ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
    6. 6. 和辻哲郎
    7. 7. 南方熊楠
    8. 8. ウィリアム・シェイクスピア
    9. 9. ヒョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
    10. 10. 夏目漱石
    11. 11. 森鴎外
    12. 12. 坂口安吾
    13. 13. 太宰治
          1. 出典[日の出ずる明日]
    14. 14. ココ・シャネル
    15. 15. マーガレット・ヒルダ・サッチャー
    16. 16. マリリン・モンロー
    17. 17. オードリー・ヘップバーン
    18. 18. エルマ・ボンベック
    19. 19. ヘミングウェイ
    20. 20. スーザン・サマーズ
    21. 21. 美輪明宏
    22. 22. 瀬戸内寂聴
    23. 23. 池田晶子
    24. 24. 劉備玄徳
    25. 25. ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ
    26. 26. 勝海舟
    27. 27. 田中角栄
    28. 28. 本田宗一郎
    29. 29. 松下幸之助
    30. 30. 柳井正
    31. 31. プラトン
    32. 32. ルネ・デカルト
    33. 33. エマニュエル・カント
    34. 34. ゲオルク・W・F・ヘーゲル
    35. 35. 丸山眞男
    36. 36. 西田幾多郎
    37. 37. 芥川龍之介
    38. 38. 谷崎潤一郎
    39. 39. 江戸川乱歩
    40. 40. 菊池寛
    41. 41. 三島由紀夫
    42. 42. チャールズ・チャップリン
    43. 43. J・D・サリンジャー
    44. 44. フランツ・カフカ
    45. 45. 岡本太郎
    46. 46. 天璋院篤姫
    47. 47. 樋口一葉
    48. 48. ジェーン・バーキン
    49. 49. アナ・ウィンター
    50. 50. アンジョリーナ・ジョリー
    51. 51. マリッサ・メイヤー
    52. 52. ソニア・リキエル
    53. 53. 安岡正篤
    54. 54. 山本五十六
    55. 55. 辻政信
    56. 56. セオドア・ルーズベルト
    57. 57. ジェフ・ベゾス
    58. 58. ウォーレン・バフェット
    59. 59. 市川団十郎
    60. 60. 孫正義
  2. 座右の銘は原動力

腹落ちする座右の銘を見つけよう

1. ソクラテス

討論が終わったとき、悪口は敗者の道具になるのだ。

人類史上初の哲学者として知られるソクラテスの言葉。遠吠えをするのはいつの時代も負け犬の振る舞い。負かされた時についつい悪態をつきそうな人は肝に銘じておきたい一節です。

2. ジャン=ジャック・ルソー

人はつねに自分の幸福を望むものだが、 その幸福を見分けることはできない。

18世紀に活躍したフランスの政治哲学者ルソーの言葉。私たちはいつでも「幸せ」を追い求めているのにもかかわらず、それがそばに落ちていても気付けないことがままあります。理想ばかりを追いかけて身近な幸せを見失いがちな人にオススメの座右の銘です。

3. ニーチェ

事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。

「神は死んだ」の名言で知られるドイツの哲学者、ニーチェの言葉です。人間というのは得てして何か「厳然たる事実」があると思い込みがちですが、それは人間が勝手に「解釈」したものに過ぎません。真実に目がくらみがちな人にオススメの座右の銘。

4. マルティン・ハイデガー

偉大に思索する者は、偉大に迷うに違いない

19世紀末に生まれ、20世紀を生きたドイツの哲学者ハイデガーの言葉。逆に言えば小さなことでくよくよと悩む人は小さなことしか考えられないということでもあります。何かとうじうじとしがちな人にオススメの座右の銘です。

5. ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。

『若きウェルテルの悩み』で知られるドイツの作家ゲーテの言葉です。人はとかく「世の中に何かを残して死にたい」と言いますが、しかしそれは生きた結果。大事なのはゴールではなくその道程、生きることなのだと彼は言います。目標ばかり追いかけて過程を忘れがちな人は肝に銘じておきたい言葉です。

6. 和辻哲郎

運命を愛せよ。与えられたものを呪うな。生は開展の努力である。生の全てを愛せよ、そして全てを最も良く生かせよ

今ここにあるものを愛し、「これがあったらなあ」「あれができればなあ」と高望みするな、という日本人哲学者和辻哲郎の言葉です。「どうして私はこんななんだ」と自分を卑下して足を止めてしまいがちな人にはオススメの一節です。

7. 南方熊楠

世界に、不要のものなし。

日本の粘菌研究で知られる学者、南方熊楠の言葉です。粘菌は一見すれば何の用も果たさない小さな存在です。しかしそれを探求し続けた南方はそうは考えませんでした。全てのものに役割がある。彼の言葉だからこそ、ずっしりと響きます。

8. ウィリアム・シェイクスピア

険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。

かの有名なイギリスの劇作家シェイクスピアの言葉です。いくら元気が有り余っていても、険しい山を登りきるためにはペース配分も大事。気分が高揚し、元気な時だからこそ焦ってはいけないという一節です。何かと先走ってしまう人には必携の座右の銘でしょう。

9. ヒョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー

人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である

『カラマーゾフ』で知られるロシアの文豪ドストエフスキーの一文。人生の全てが幸福に満たされていても人の感覚は麻痺して幸福を感じられなくなります。からこそそこには同じだけの不幸がなくてはならないのです。だから不幸があっても「これは必要なものなんだ」と考えなくてはいけません。

10. 夏目漱石

愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。

説明不要の日本の文豪夏目漱石の一文です。とかく人は力で相手をねじ伏せようとしがちです。しかし「愛嬌」という武器は自分よりも強いものも、極めて平和的に倒してしまう。ぜひともこれを使いこなす人間になりたいものです。

11. 森鴎外

日の光を借りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さな灯火たれ。

誰かの力を借りて光り輝くよりも、自分自身の力で輝いてみせろ、という意味の森鴎外の言葉です。自分が脚光を浴びた時、それは真に自分の力なのか、あるいはこの一文の「月」のように人の力の賜物なのか、慎重に考えたいですね。

12. 坂口安吾

堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。

大戦後の大混乱のさなか近現代日本文学作家、坂口安吾が上梓した『堕落論』に書かれた一文。人の本性は肩書きや社会的身分などを打ち捨てて、全てを失った時にこそ明らかになるのだ、と安吾は言います。上辺のステータスに盲目的になりがちな人がそっと胸に秘めておきたい言葉です。

13. 太宰治

人と同じ人生?なんだいそりゃ?それじゃあ君が生きる価値なんか無いじゃないか。

出典[日の出ずる明日]

日本文学の無頼派筆頭、太宰治の一文です。自分だけの人生を生きることにこそ価値があり、既成の「人生観」なんかに価値はないんだ、と太宰は書きます。「人と同じじゃないと落ち着かない」とついつい人の生き方を覗き見てしまう人には必携の言葉でしょう、

14. ココ・シャネル

20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績。

女性ファッションに数々の革命をもたらしたシャネルの創業者、ココのセリフ。いくら20歳の時に美しかったからと言って、何も努力しないで50歳まで美しくあるのは無謀に等しい。努力しなければ美しさは手に入らないという、耳の痛いお言葉です。

15. マーガレット・ヒルダ・サッチャー

影響力があるかないかは、レディーの資格があるかないかに似ている。
自分で自分はレディーよと言わなければ分かってもらえないようでは、レディーの資格はない。

強硬な性格から「鉄の女」の異名をとった英国初の女性首相サッチャーの言葉です。自分の価値のあるなしは自らの喧伝によるのではなく、周囲が勝手に評価してくれるもの。もちろんこれは仕事のリーダーでも一人の女としても同じこと。男女問わず、胸に刻みたい一節です。

16. マリリン・モンロー

笑顔は女の子ができる最高のメイクよ。

20世紀を代表する「女性」の象徴、モンローの一言です。確かに化粧は女性を見違えるほど美しく変えるもの。しかしいくら取り繕ったところで、そこに笑顔がなければ「最高のメイク」にはなり得ない。逆に笑顔さえあれば十分魅力的になれるというわけです。

17. オードリー・ヘップバーン

魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。
愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること

20世紀を代表する女優のオードリーが美しさについて語った言葉です。逆を言えば辛辣な言葉ばかり吐いていれば唇も「へ」の字になり、人のあら探しばかりしていれば厳しい目つきになってしまうということ。性格は顔に出る。肝に銘じておきたい一節です。

18. エルマ・ボンベック

火事になるわけでもないなら、明日できる掃除を今日やることはない。

アメリカのユーモア作家ボンベックの言葉。明日できることは明日やればいい、というユーモア作家ならではの生き様です。ついつい自分に厳しくなりがちな人は、こういった気の抜けた座右の銘を持つことも大切です。

19. ヘミングウェイ

この世は素晴らしい。
戦う価値がある。

『老人と海』で有名なヘミングウェイは、行動派の作家でした。スペイン内戦や第一次世界大戦にも積極的に関わり、その経験を元に『誰がために鐘は鳴る』、『武器よさらば』などの長編小説を発表しました。後に続くハードボイルド文学の原点とされている男の言葉は熱いです。

20. スーザン・サマーズ

人生はいたって単純。
競争なんて本当は存在しないし、勝たなきゃいけないレースもない。

アメリカの女優であり作家でもあるサマーズが語った人生哲学。競争社会で日々生活しているとついついそれがデフォルトかのように思い込んでしまいます。でも「ちょっとからの力抜こうよ」という彼女のこの言葉は、本当に大切なことを思い出させてくれるはずです。

21. 美輪明宏

おいしくて体に悪いものを食べて病気になるか、まずくても体に良いものを食べて健康でいるか。食べ物も人間関係も同じ。

自分に気持ちのいいことしか言ってくれない自堕落な人間関係をとるのか、自分に厳しくても愛のある言葉をかけてくれる人間関係を選ぶのか。それを食べ物と同列に例えた美輪明宏の言葉です。厳しい言葉を言ってくれる人から逃げてしまいがちな人にぴったりの座右の銘です。

22. 瀬戸内寂聴

たくさん経験をしてたくさん苦しんだほうが、
死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。
逃げていたんじゃあ、
貧相な人生しか送れませんわね。

尼僧であり作家の瀬戸内寂聴の言葉。彼女は辛い経験や苦しみは人生に厚みや豊かさをあたえてくれる、それがない人生なんて貧相なものだと喝破します。楽なほう楽なほうへと逃げがちな人や、毎日辛くてしょうがないという人にもオススメの一節です。

23. 池田晶子

ありのままの自分なんか見せたら、嫌われるかもしれないって?かまわないじゃないか。ありのままの君が嫌いな人とは、友だちにならなければいいだけじゃないか。

若くして夭折した女性哲学者池田晶子の一文です。ありのままの自分でいられないくらいならその人間関係ごと捨ててしまえという、14歳だけでなく全年齢の人間に響く処世術。日頃の人間関係に疲れた人はこれを期にこの言葉を座右の銘としてみるのもオススメです。

24. 劉備玄徳

事を成すには人をもって大本としなければならない。
自分を慕ってくれている人を見捨てることなど出来ない。

三国志で有名な劉備の言葉です。何かを成し遂げるためには人こそ第一であると彼は言います。人間は結局一人ではほとんど何もできません。であればまず人心を集めることが先決なのです。人の上に立つポジションにある人必携の座右の銘です。

25. ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ

汝の敵を愛せ
ただし、その名を忘れるな

凶弾に倒れた米国元大統領ケネディの言葉です。憎しみからは憎しみしか生まれない、だからこそ敵をも愛する必要がある。しかし出し抜かれたり、再び害をなされぬように名前は憶えておきなさい。なんとも計算高い、機知に富んだ一節です。

26. 勝海舟

何でも大胆にかからねばならぬ。
難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずに、
いわゆる無我の境に入って断行するに限る。

明治維新の功労者の一人勝海舟ならではの言葉です。とかく難しいことはなしにして、目の前のものに飛び込めという、豪快な言葉です。いつも何かを始める前にあれやこれやと迷ってしまう人には最適な座右の銘ではないでしょうか。

27. 田中角栄

どんな境遇におかれて辛い思いをしても、天も地も人も恨まない。

豪快という点では勝海舟にも劣らない現代日本の豪傑、田中角栄の言葉。戦中戦後の怒涛の時期を生き抜き、政治家として功をなしながらもロッキード事件でやむなく政界を去ったにもかかわらず、「誰のせいにもしない」という生き方はぜひお手本にしたいですね。

28. 本田宗一郎

我々は勝負師ではない。
負けても何が原因で負けたのかを、追求することに意義がある。

日本戦後を代表する経営者本田宗一郎の、技術者らしい言葉です。ただ負けたのではなく「なぜ負けたのか」を考えなければ何も生まれない。負けたことに落胆している暇はないぞ、という励ましの言葉ともとれます。

29. 松下幸之助

何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。
上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からはハシゴは生まれない

こちらも日本を代表する経営者松下幸之助の言葉です。自分の目的達成のためには何としても達成してやるんだという情熱と、冷静な思考力が大事なのだと松下は言います。勢いだけで何事もくじけがちな人にオススメの一節です。

30. 柳井正

向き不向きは、関係ない。
まずは、方向を決めよ。

何かを始める前から「自分はこういうタイプじゃないから」と言うのは無意味、まずはどうやって戦うかを考えろ。ファーストリテイリング社の柳井正の言葉です。

31. プラトン

驚きは、知ることの始まりである。

「驚き」は知っていることに対しては抱かない感情。常に学び、成長する姿勢が身につけるということは、常に驚きを求める姿勢を持っているということです。

32. ルネ・デカルト

不決断こそ最大の害悪である。

哲学者デカルトは「我思う、ゆえに我あり」の言葉で有名ですが、他にも示唆に富んだ名言を残しています。彼によれば「最悪の決断」よりも、不決断の方が悪い事態を生みます。くれぐれも「保留」に逃げないようにしたいものです。

33. エマニュエル・カント

科学とは体系化された知識で、知恵とは整理された生活である。

今の世界では科学こそが正義のように言われていますが、それはあくまで知識に過ぎません。それを活用し、「整理された生活」を実現するのは知恵の力。知識偏重にならないように、肝に銘じておきたい言葉です。

34. ゲオルク・W・F・ヘーゲル

人格とは、高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである。

近代西洋哲学のラスボス・ヘーゲルの言葉。1つの人格の中には必ず善悪が混在します。人格を高めるにはこの2つのせめぎ合いを自覚し、かつどちらかに偏らないことなのだとヘーゲルは言います。

35. 丸山眞男

自由は置物のようにそこに『ある』のではなく、現実の行使によってだけ守られる。

日本の哲学者・丸山眞男は日本に西洋思想を紹介した人物の1人です。丸山によれば自由はもともと存在したり、誰かに与えられたりするものではなく、自分自身が自由であることによってのみ維持できます。逆に言えば自由であるための努力をしない者に自由である資格はないのです。

36. 西田幾多郎

物を知るには、これを愛さねばならず、物を愛すには、これを知らねばならない。

西田幾多郎は日本近代を代表する哲学者の1人。哲学は元来「フィロソフィア」と呼ばれます。これはギリシャ語で「知を愛する」という意味。徹底的に知を愛した西田だからこその言葉と言えます。

37. 芥川龍之介

どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。

「憂鬱」「ネガティブ」といったイメージの強い芥川龍之介ならではの名言。しかしこうやって開き直ってしまえば、「どうしてこんなに苦しいのか」と無駄な悩みを持たなくてよくなります。

38. 谷崎潤一郎

物と物のあいだにできる影にこそ、美がある。

「陰翳礼讃」というエッセイの中でこれでもかというほど「影」の素晴らしさを綴った谷崎潤一郎らしい言葉。私たちはついつい白黒をはっきりさせたがりますが、白と黒の間に目を凝らしてみるべきなのかもしれません。

39. 江戸川乱歩

うつし世は夢、夜の夢こそまこと。

「明智小五郎」「怪人二十面相」の生みの親として知られる江戸川乱歩。乱歩は夢想家で、作品は基本的に彼の妄想を文字に起こしたものでした。「現実ばかりにとらわれて、夢を見れないのは嫌だ」と思う人にはぴったりの座右の銘です。

40. 菊池寛

人生は一局の将棋なり、指し直す能わず。

「真珠夫人」などを始めとする大衆文学の大家であり、同時に文藝春秋社を創設した実業家でもある菊池寛。彼の名言にはビジネスに通じるものも数多く残されています。「指し直す能わず」とは「指し直すことはできない」という意味です。

41. 三島由紀夫

やたらと人に弱味をさらけ出す人間のことを、私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。

男らしさの極致とも言える世界的作家・三島由紀夫の言葉。愚痴や弱音などを恥ずかしげにこぼしたり、どうしてもやりきれない時だけこぼすのは許されます。しかし「やたらと」それをしてしまうのは、三島流に言えば「無礼」なのです。

42. チャールズ・チャップリン

何のために意味なんか求めるんだ?人生は願望だ、意味じゃない。

イギリスの映画俳優、チャールズ・チャップリン。私たちは人生について考える時、どうしても「何のために生きるのか」と意味を考えてしまいます。しかしその時重要なのは、意味ではなくて「どうしたいのか」なのです。

43. J・D・サリンジャー

いろんなことを覚えて、鞭のように鋭い切れ者になったって、それで幸せになれなかったら、一体何の甲斐があるんだろ。

『ライ麦畑でつかまえて』などで知られるサリンジャーが、著作の1つ「フラニーとゾーイ」で書いた一節。晩年隠遁生活を送り、世間に全く姿を現さなかったサリンジャーにとっても、人生で最も重要なことは「幸せになること」だったのかもしれません。

44. フランツ・カフカ

書物は我々のうちなる凍った海のための斧なのだ。

フランツ・カフカは、ある朝突然「巨大な毒虫」になってしまった男の物語「変身」を書いた作家。書物がもたらす私たちの価値観への揺さぶりを表現した言葉です。読書好きの人にはぴったりの座右の銘でしょう。

45. 岡本太郎

人生に命を賭けていないんだ。だから、とかくただの傍観者になってしまう。

「芸術は爆発だ!」の言葉で知られる芸術家・岡本太郎の言葉。太郎の言葉はあらゆる常識をぶち壊し、自分の内面をさらけ出すためのパワーに満ち溢れています。自分の人生の主役になるためには命を賭ける必要があるのです。

46. 天璋院篤姫

華にも意地あり

天璋院篤姫とはNHKの大河ドラマでも取り上げられた日本近世の女性です。時代の荒波を生き抜いた女性だからこその言葉ですが、現代社会で活躍しようともがいている女性への最高のエールとなっています。

47. 樋口一葉

丸うならねば思う事は遂げられまじ。

「たけくらべ」などで知られる女性作家、樋口一葉。「丸くならなければ思うことは遂げられない」という意味ですが、男女問わず組織の中で成功しようという人には大切にしたい言葉です。

48. ジェーン・バーキン

まわりに友人、恋人、家族がいないと笑顔にはなれません。笑顔でいるためには愛する人と会いましょう。

ジェーン・バーキンはイギリスの女優・ミュージシャン。最近でもファッションブックが出版されるなど、女性にとって永遠の憧れです。しかしそんな彼女も孤独の中では笑顔になれません。本当の意味で笑顔になるためには「愛」が必要。彼女の言葉はそう伝えています。

49. アナ・ウィンター

能力で勝てないなら、着るもので勝つのよ。

『プラダを着た悪魔』の鬼編集長のモデルにもなったとされる『VOGUE』誌編集長、アナ・ウィンター。世界を索引するファッション誌のトップらしい、攻撃的なファッション観を示す言葉です。

50. アンジョリーナ・ジョリー

私はいつも私がデートをしたい女性を演じているの。

ハリウッド女優にして慈善活動家でもあるアンジョリーナ・ジョリー。自分に自信を持つために、最高にキュートでセクシーな女性であるために必要なマインドです。

51. マリッサ・メイヤー

パッションは男女の差をなくす力です。

Yahoo!のCEOであり、元Google検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長を務めた超キャリアウーマン。この言葉に彼女が世界で上り詰めた理由が凝縮されています。社会的に活躍したいと思う女性が、肝に銘じておきたい一節です。

52. ソニア・リキエル

ハイヒールを履かなければ、優雅な生活は過ごせないわ。

ソニア・リキエルは1930年生まれ、「ニットの女王」の異名を持つファッションデザイナーです。女性が女性らしくいるために「ハイヒール」は必須のアイテム。その必要性を端的に言い表した言葉です。

53. 安岡正篤

凡と非凡の分かれる所は能力の問題ではない。精神であり感激の問題だ。

思想家でありながら、日本を動かしてきた大人物たちと深い親交を持ち続けた安岡正篤。吉田茂や佐藤栄作などの傑物を弟子に持つ安岡の言葉だけに、説得力のある一節です。

54. 山本五十六

苦しいこともあるだろう。云い度いこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣き度いこともあるだろう。これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。

今も数多くのファンを持つ日本の軍人、山本五十六。「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という言葉も有名です。

55. 辻政信

本当の敵は、強い相手では無く、無能な身内である。

「作戦の神様」という異名を持つ日本の軍人、辻政信。本当に命を賭けた戦いにおいては、身内の無能さすらも警戒する必要がある。この言葉は冷徹に聞こえるかもしれませんが、人の上に立つ人間なら肝に銘じておくべきでしょう。

56. セオドア・ルーズベルト

地に足を着け、星を見るんだ。

Keep your eyes on the stars, and your feet on the ground.アメリカ第26代大統領、セオドア・ルーズベルトの言葉です。星ばかりを見て足元がおろそかになってはいけません。しかし地面ばかり見て星=夢を見ないのも同様です。シンプルかつ、示唆に富んだ名言です。

57. ジェフ・ベゾス

大きなことが非効率に行われている時、そこにチャンスがある。

Amazonの創業者ジェフ・ベゾスの言葉。ベゾスがはじめにAmazonのアイディアを思いついた時、書籍の通販に大きな可能性を感じたと言います。その理由は「書籍ビジネスがあまりにも非効率だったから」。様々なチャンスを嗅ぎ分けるために肝に銘じておきたい言葉です。

58. ウォーレン・バフェット

大事なのは、自分が好きなことを飛びきり上手にやること。お金は副産物にすぎない。

「オハマの賢人」「投資の神様」ウォーレン・バフェットの言葉。ありあまる富を手にした人物の言葉だからこそ、強い説得力があります。「儲かるのかどうか」よりも、「好きなことがどうか」を指針にすべきなのです。

59. 市川団十郎

うぬぼれには足音がない。

歌舞伎俳優の市川団十郎が息子・市川海老蔵の大河ドラマ『武蔵MUSASHI』への主演が決まった際に贈った言葉。うぬぼれに気づくためには耳だけでなく、目や鼻全ての感覚を研ぎ澄ませている必要があります。ついつい傲慢になってしまう人におすすめの言葉です。

60. 孫正義

10秒考えてわからないものは、それ以上考えても無駄だ。

何事にもスピードを追求するからこそ、無駄に考え込まない孫正義のスタイルを表す言葉です。考え込むくらいなら何かアクションを起こしてみる。「うーん」と悩んでいるうちに時間を経つのを忘れてしまう人におすすめの一節です。

座右の銘は原動力

いかがでしょうか。ぐっと心を鷲掴みにされる言葉はあったでしょうか。あまり他の人が使っていない名言を使えば、きっとそこから会話も広がっていくはず。ぜひとも自分だけの座右の銘で、周囲に差をつけましょう。

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