妊娠線は産後どうなるの?出来てしまった妊娠線を薄くする方法は?

妊娠線 産後

「妊娠線って、産後どうなるの?一度できたら消えないの?」

妊娠中にできてしまった妊娠線は、出産後、次第に薄くなるものですが「思ったより妊娠線が目立つ‥」と悩む産後ママも少なくありません。

出産前に出来てしまった妊娠線の跡は、もう消えることはないのでしょうか。また産後になっても妊娠線にかゆみがある時などは、どのように対処したらいいのでしょうか。

・一度できた妊娠線を、産後に消すのはムリ?
・産後の妊娠線がかゆい時の対処法は?
・気になる産後の妊娠線をケアする方法は?

できてしまった妊娠線を何とかしたい産後ママに。妊娠線の跡を目立たなくするヒントや、産後の妊娠線がムズムズとかゆい時の対策方法などについて、ご紹介しましょう。

妊娠線は出産後、一体どうなるの?

妊娠線 出産後

妊娠線は、急に大きくなるお腹のスピードに皮膚の伸びが追いつかず、表皮の下にある皮下組織・真皮に亀裂が入ることによって出来てしまいます。

妊娠線の予防には「皮膚の保湿を心がけること」「体重を急に増やさないこと」などが効果的ですが、妊娠線のできやすさに関しては、ママの肌質・体質によるところが大きく、気をつけていても妊娠線が出来てしまうことがあります。

肌のタイプと体質によって、どのくらい妊娠線ができてしまうか、どの程度消えるかは、個人差があります。皮膚が伸びやすく、小さな裂け目もほとんど、または全くできない人もいれば、そうでない人もいます。

妊娠線ができてしまっても治りやすいタイプの人もいれば、妊娠線がよりはっきりと目立ちやすい体質の人もいます。(中略)

ほとんどの妊娠線は、時間とともに次第に目立たなくなってきます。それらは薄い皮膚の糸状になって目立たなくなります。銀色、もしくは真珠のような色をしており、周囲の組織と比べてわずかにでこぼこしています。

引用「シアーズ博士夫妻のマタニティブック」ウィリアム・シアーズ、マーサ・シアーズ著(主婦の友社)p.170

妊娠中、できたばかりの妊娠線は赤色で目立ちますが、出産後しばらく立つと色が薄くなり、白っぽい線になります。また皮膚表面には、妊娠線の跡がデコボコと波打つように残ります。

産後、妊娠線はだんだんと目立たなくなりますが、残念ながら完全に消えることはありません。しかしこまめにケアすることで、次第に妊娠線が目立たなくなることもあります。

産後の妊娠線にかゆみがある時は?

産後 妊娠線 かゆみ

「産後になっても、妊娠線のかゆみが止まらない‥」

出産前の皮膚のかゆみは、産後に落ち着くことが多いのですが「産後になっても妊娠線がムズムズとかゆい」というケースもあります。

妊娠中はホルモンバランスが変化するので、皮膚が乾燥がちになりますが、産後のお肌も妊娠中と同じく、大変デリケートな状態になっています。

産後はいつも以上に、保湿と紫外線対策が必要

肌の張りと弾力をキープしているのが「エストロゲン(卵胞ホルモン)」という女性ホルモンです。このエストロゲンの分泌量が休息に落ちる産後は、肌が弱くデリケートになっています。

そして肌トラブルのほとんどは、肌の乾燥が原因で起こります。夏は、汗をかくので肌が乾燥しないと思われがちですが、実は室内の冷房や除湿、紫外線などで、夏の肌も絶えず乾燥のダメージにさらされています。

産後は保湿の紫外線対策を徹底的に行って下さい。

引用:「産後ママの体と心 トラブル解消BOOK」対馬ルリ子 監修(NHK出版)p.86

妊娠線は、いわば皮下組織に小さな裂け目が入った状態なので、ケガをした部分がかゆくなるのと同様に、かゆみを感じることがあります。

その上、産後ママは卵胞ホルモン「エストロゲン」の分泌が減るため、体もお肌も乾燥しがちな状態になっています。そのため、皮膚の乾燥がかゆみを誘発することもあります。

産後の妊娠線のかゆみの対処法は

産後の妊娠線のかゆみが気になる時は、しっかり皮膚の保湿ケアをして、肌の乾燥を防ぐことが重要です。出産前、妊娠線予防クリームで肌のお手入れをしていたのと同様に、産後も保湿効果の高いクリームをしっかり塗ってケアしましょう。

体の外側から保湿ケアをすることも大切ですが、内側から体を潤わせることも必要です。産後の母乳育児ママは、毎日の授乳で体内の水分が失われるため、こまめな水分補給を忘れずに。授乳中の飲み物としては、ノンカフェインのお茶や、ハーブティーなどがおすすめです。

<産後の妊娠線のかゆみの対処法>

・保湿クリームで肌の潤いを保つ
・こまめに水分を補給する
・通気性のよい服装を心がける
・自然素材の下着を身につける

皮膚の保湿と、こまめな水分補給に加えて、肌へかかる負担や刺激なども減らすように心がけて。お肌に直接触れる下着などは、コットンなど天然素材のものを選び、体を締め付けないゆったりした衣服を身に身に着けるようにしましょう。

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産後の妊娠線が消える方法を教えて!

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妊娠線は、産後しばらく経つと次第に目立たなくなりますが、いつまでも跡が残ってしまうのはショックですね。産後になってから、出来てしまった妊娠線を薄くする方法は無いのでしょうか。

産後の妊娠線を薄くする方法としては、皮下組織の再生を促す「レーザー治療」などがありますが、医療保険が効かず、高額な治療費がかかります。また何度もクリニックに通う必要があるため、忙しい産後には不向きかもしれません。

「自宅で手軽に、産後の妊娠線をケアしたい!」そんな時は、妊娠線をケアする成分の配合された専用クリームを試してみる方法もあります。

産後の妊娠線ケアに適したクリームとは

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という層からできています。表皮は伸縮性があるため、お腹が急激に大きくなっても伸びて対応できますが、真皮・皮下組織は伸びについていけません。そのため皮下組織の細胞が断裂し、妊娠線ができてしまいます。

一度できた断裂は元に戻らないため、妊娠線が完全に消えることはありません。しかし産後のケア次第で、気にならないほど薄くなることもあります。

産後の妊娠線をより目立たなくするためには、真皮や皮下組織の再生をサポートする成分が含まれた専用のクリームでケアするのも一つの手です。皮下組織の修復・再生を促す成分としては、以下のようなものが挙げられます。

<皮下組織の再生をサポートする成分とは?>

・FGF(線維芽細胞増殖因子)
→医療でも使用される成分で、肌ダメージの治癒に関係する成長因子の一種

・EGF(上皮成長因子)
表皮細胞に働きかけ、新陳代謝を促す働きのある上皮増殖因子

・ビタミンC誘導体
→皮膚に浸透しやすく合成されたビタミンC。強力な抗酸化作用がある

・シナノール誘導体
→皮膚を修復し、断裂した皮下組織を再生させる働きがある成分

一度できてしまった妊娠線をケアするために、これら皮膚の再生を促す成分が配合されている妊娠線クリームをお試ししてみては。

現在、いろいろな種類の妊娠線予防クリームや産後ケアクリームが販売されているので、購入前には配合される成分をよくチェックしてみて下さいね。

妊娠線予防クリームは、産後のアフターケアにも有効!

妊娠線 産後

妊娠線の予防する際にも、産後に妊娠線をケアする際にも、お肌の保湿ケアは欠かせません。皮膚の乾燥をしっかりと防ぎ、肌内の水分をキープするよう心がけましょう。

ただ、保湿ケアをするだけでは不十分なこともあります。産後の妊娠線を目立たなくするためには、皮下組織の再生を促す成分が含まれている「妊娠線予防クリーム」が役立つはずです。

妊娠線予防クリームは、産前だけでなく、産後のアフターケアに使うこともできます。毎日こまめに気になる部分に塗って、デリケートな産後のお肌をいたわって下さいね。

この記事を書いた人

執筆者:菜月

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