母乳不足かも?「母乳が足りないサイン」と対処法のヒント3つ

母乳 不足

「赤ちゃんが泣いてばかりいる‥もしかして、母乳不足?」

赤ちゃんがよく泣いたり、なかなか寝ないと「もしかして母乳不足かも」と心配になりますね。母乳は自分でどれくらい出ているのか分からないので、足りているかどうか不安になるものです。

母乳が足りないと、赤ちゃんにどんなサインが見られるのでしょうか。また母乳不足を解消するには、何を心がければいいのでしょうか。

・おっぱいが足りないサインとは?
・母乳不足を解消するには?
・ミルクを足す前にやるべきことは?

母乳の不足感を抱えているママに。おっぱいが足りない時のサインや、母乳不足の解消法など、まとめてみました。

よく泣くのは、母乳の出が悪いせい?

母乳 出が悪い

赤ちゃんがよく泣く、授乳間隔が空かない‥そんなことが続くと、授乳中ママは「母乳不足かも」と悩んでしまいますね。でも赤ちゃんの寝付きが悪かったり、よく泣くだけで「母乳不足」と判断することはできません。

また、胸があまり張らないと「ちゃんとおっぱいが出ているかな」と不安になりますが、「胸が張る方が、おっぱいがよく出る」ということはありません。胸が張りすぎると、逆に飲みにくいこともあります。

赤ちゃんが泣いたり、なかなか寝付けなかったりすることと、母乳が飲めているかどうかとは、あまり関係がありません。

たくさん飲んでいてもよく泣く子もいますし、あまり飲めていないのにぐっすり眠ってしまう子もいます。

おっぱいの張りもまた、母乳の出に直接関係ありません。いつもおっぱいが張るのを待って授乳をしていると、母乳分泌を抑える方向に向かってしまいます。

引用「おっぱいでもっとらくらくすくすく育児」北野寿美代(MCメディカ出版)p.58

本当は母乳不足ではないのに「足りないかも」と心配してミルクを与えていると、赤ちゃんはミルクでお腹が足りてしまい、母乳を飲む量が減ってしまいます。そして飲む量が減ることで、おっぱいの分泌にブレーキがかかってしまいます。

ママが「母乳不足」だと判断してミルクを足す前に、授乳の間隔や回数、赤ちゃんが上手にママの乳頭を吸えているかどうかなどをチェックしてみましょう。

また母乳の出をスムーズにするためには、胸が張ってから授乳するのではなく、様子を見ながら頻繁に授乳してあげましょう。母乳は、子供に吸わせれば吸わせるほど分泌量が増えます。間隔をあけずにこまめに授乳することが、母乳不足を解消するコツです。

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母乳が足りないサインとは

母乳 足りない サイン

それでは本当に母乳が足りない時、赤ちゃんにどのようなサインが見られるのでしょうか。新生児~6ヶ月の赤ちゃんの栄養不足が心配な時は、以下の見分け方を参考にしてみましょう。

1)おしっこの量・回数は?

母乳が不足していないかどうか判断するには、おしっこの回数・量が参考になります。まずは赤ちゃんが1日にするおしっこの回数・量をチェックしてみましょう。

十分な量を哺乳できている、母乳のみで育つ赤ちゃんは、通常24時間で6~8回以上の濃い色のおしっこをします。

もし赤ちゃんが1日にするおしっこの回数が6回未満の場合、特に尿の色が濃い黄色でにおいが強いときは、十分な母乳量は飲めていません。

これは赤ちゃんが十分な量を飲めているかどうか、すぐ判断できる便利な方法です。

引用「ちょっと理系な育児」牧野すみれ(京阪神Lマガジン社)p.110

赤ちゃんのおしっこが1日に6~8回以上出ていれば、母乳不足の心配はないと考えられます。逆におしっこの回数が少ない日が続いたり、徐々に量が減るのは、おっぱい不足が疑われるサインです。

2)体重は順調に増えている?

赤ちゃんの体重の増え方は、母乳が不足していないかどうかの目安になります。数日間にわたって体重を測り、どのように増えているかチェックしてみましょう。

もし1週間に体重が100gも増えていなければ、栄養が不足している可能性もあります。ママ一人で悩まず、助産院などに相談してみましょう。

<体重の増え方の目安>
・生後0ヶ月~3ヶ月‥1日およそ30g
・生後4ヶ月~6ヶ月‥1日およそ20g

子供の体重の増え方の目安は、母子手帳に記載されている「身体発育曲線」が参考になります。

ただし体重の増え方には個人差があるので、「身体発育曲線」のグラフの下の方でも体重が右肩上がりに増えていれば、問題ないと考えていいでしょう。

3)授乳間隔は何時間あいている?

月齢の低い赤ちゃんの授乳間隔は短いものですが、毎回のように授乳間隔が1~2時間未満の場合、おっぱいの量が足りない可能性があります。逆に授乳間隔が3時間空くなら、母乳不足の心配はありません。

<授乳時にみられる母乳不足のサイン>
・ずっとおっぱいを欲しがる
・毎回の授乳で、30分以上吸っている
・落ち着きがなく、機嫌が悪い

ただ、母乳を何度もちょこちょこ飲みたいタイプの子もいます。この場合、授乳間隔があかなくても体重が順調に増えているなら、問題ないと考えられます。

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母乳不足を解消する方法3つ

母乳 不足 解消

それでは母乳が不足気味の場合、どのような対策方法が考えられるのでしょうか。おっぱいの分泌量をアップするヒント3つを見てみましょう。

1)とにかく頻繁に授乳!

母乳は赤ちゃんがママの乳頭を吸う刺激で生産されます。おっぱいの出をよくするためには、こまめに授乳してあげるよう心がけましょう。

・間隔をあけずに、こまめに授乳を
・生後3ヶ月までは、欲しがる時に、欲しがるだけ
・夜間も間隔をあけずに授乳を

母乳を作る働きのあるホルモンは、夜中に多く分泌されるため、夜間も間隔をあけずに授乳することが大切です。

ただしママの疲労や睡眠不足がたまると、母乳の出が悪くなってしまいます。子供が昼寝している時間にママも一緒に休んで、疲れをためないようにしましょう。

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2)飲ませ方を改善する

授乳後のママの乳頭はどんな状態ですか?乳頭が歪んでいたり、痛みがある場合、赤ちゃんは上手におっぱいを吸えていない可能性もあります。

赤ちゃんが乳頭をしっかりくわえて上手に吸えるようになれば、哺乳量もおっぱいの分泌量も増え、ママの乳頭の痛みも軽減されるはずです。

<上手な乳房への吸い付き方>
・乳頭の先だけでなく、乳輪までくわえている
・赤ちゃんの口が大きく開いている
・唇がアヒルのように外側にめくれている

母乳 足りない サイン

上手に乳首に吸い付いて飲めるように、授乳姿勢やくわえさせ方を、もう一度チェックしてみましょう。

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3)水分補給も大切!

母乳の成分のおよそ9割は、水分だと言われます。おっぱい不足を解消するには、十分な水分補給を心がけましょう。

授乳中の水分摂取量の目安は、1日2000ml~2500ml。一度に大量に飲まず、何度もこまめに水分補給を。体内の血流や母乳の出を促すためには、冷たい飲み物よりも、温かい飲み物がおすすめです。

母乳量がアップする飲み物としては「たんぽぽ茶」や、母乳育児ママ用ハーブティーなどがあります。おっぱいの量が増えるだけでなく、乳腺炎の予防効果や、血液がサラサラになる効果なども期待できます。

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母乳不足の悩みには

母乳 不足 悩み

十分な母乳量がありながら、うまく授乳ができずに「母乳が足りない」と悩むママは少なくありません。母乳不足感から自己判断でミルクを足す前に、助産師さんに相談したり、おっぱいの飲ませ方を工夫してみましょう。

「おっぱいを搾れば母乳がポタポタと出てくる」「授乳中、赤ちゃんがウトウト眠ってしまうのに、乳首を離すと泣き始める」‥そんな場合、赤ちゃんがうまく飲めていない可能性が大です。

母乳量をアップさせる方法として、普段飲むお茶を「たんぽぽ茶」「たんぽぽコーヒー」に替えることもおすすめです。ビタミン・ミネラル豊富で、ホルモンバランスを整える効果、リラックス効果も。手軽にできることから、母乳量アップ対策を始めていきましょう。

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この記事を書いた人

執筆者:菜月

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