母乳外来を受診する流れは?気になる料金や保険、持ち物をチェック!

母乳 外来

母乳育児をしていると、時々「こんな時はどうすればいいの?」と対処に困ることもありますね。乳腺炎になったり、うまく授乳できなかったり、赤ちゃんの体重が増えなかったり‥。

授乳中に困り事があったら、ママ1人で悩まず、母乳外来を訪れてみましょう。母乳外来ではプロの助産師が、ママのおっぱいトラブルや心配事をサポートしてくれます。

・母乳外来を受診する流れは?
・料金の目安は?医療保険は適応されるの?
・受診する際の服装、持ち物は?

「母乳外来に行ってみようかな」と思っている授乳中ママに。母乳外来で行われる診察内容や費用のことなど、気になる点をまとめてみました。

母乳外来とは?どんな所なの?

母乳 外来 とは

「母乳外来」とは、助産師による乳房ケアが受けられたり、母乳育児に関する相談ができる外来のこと。多くの場合、産婦人科や助産院、小児科などに併設されています。

母乳外来といえば「乳腺炎になった時、お世話になる場所」というイメージがあるかもしれませんが、おっぱいトラブルのケアだけでなく、日々の授乳に関する疑問にも答えてくれます。

母乳育児中は、卒乳・断乳まで長くおつきあいできて、育児全般の悩みについても気軽に相談できるところを見つけたいものですね。

母乳育児を推進している病院は、母乳外来を併設していることも多く、産後のサポートも受けられます。

引用:「母乳育児の教科書」粟野雅代(株式会社マイナビ)p.16

母乳外来は、乳腺炎や乳房のトラブルをケアしてくれるだけの場所ではありません。

母乳不足や、出過ぎる母乳の悩み、適切な卒乳(断乳)の方法や、卒乳後の乳房ケアなど、授乳中のあらゆる悩みについて相談することができます。

<こんな時は、母乳外来へ!>

・乳腺炎の初期症状がみられるとき
・乳房にしこりや痛みがあるとき

・母乳不足を感じるとき
・母乳過多で困っているとき

・上手な授乳の仕方が分からないとき
・赤ちゃんの体重が増えないとき

・ミルクを足す必要があるか相談したいとき
・トラブルなく卒乳(断乳)したいとき

桶谷式「母乳外来」の受診の流れ

母乳 外来 桶谷式

それでは母乳外来では、一体どのような診察が受けられるのでしょうか。ここでは一例として、「桶谷式母乳育児相談室」の基本的な受診の流れを見てみましょう。

<母乳育児相談室の流れ>

1)現在の状態をチェック
妊娠中の経過や出産状況、自宅での授乳の様子や授乳間隔、赤ちゃんの体重、乳房の状態などを確認します。

2)乳房マッサージを行う
乳房の状態を見たり、母乳の分泌量を増やしたり、しこりのケアなどのために乳房マッサージをします。

桶谷式では、痛みがなく、母乳がよく出るようになる独自のマッサージを施します。

3)授乳のアドバイスをする
授乳の姿勢や赤ちゃんの抱き方、吸わせ方などについて、それぞれのママと赤ちゃんに合った授乳方法のアドバイスをします。

引用:「母乳育児の教科書」粟野雅代(株式会社マイナビ)p.68

基本的に桶谷式の相談室では、まず乳房の状態などを確認したのち、乳房マッサージが行われます。桶谷式マッサージは痛みがなく、カチカチに張った乳房が柔らかくなることで知られています。

また相談室では、それぞれの母子に最適な授乳方法のアドバイスも行われます。上手に授乳できれば、母乳の飲み残しも減り、おっぱいトラブルのリスクを減らすことができます。

 

母乳外来の料金は?

母乳 外来 料金

母乳外来を受診する際のお値段も気になりますね。受診費用は施設によって大きく異なりますが、以下の費用が目安となります。

<母乳外来の料金の目安>

初診料:3000~5000円
再診料:3000円前後

基本的に、赤ちゃんを出産した病院・産院の母乳外来を訪れる場合、初診料はかかりません。割安な金額で受診できることもあるため、出産した産院に確認してみてもいいですね。

また施設によっては、診察料と別に「マッサージ料金」が別途かかる場合もあります。実際に外来を訪れる前に、料金の詳細について問い合わせてみましょう。

母乳外来に保険は適用される?

基本的に母乳外来には健康保険が適用されず、全額が自己負担となります。ただし、母乳外来にかかる費用の補助金が出る地域もあるので、お住まいの市区町村に確認してみましょう。

また乳腺炎などのおっぱいトラブルで、「乳腺外科」「産婦人科」などを受診した場合、その費用には保険が適用されます。

母乳外来の費用は「医療費控除」される?

母乳外来にかかる費用に健康保険は適用されませんが、税金の還付申告をする場合、「医療費」として控除の対象になる可能性もあります。

乳腺炎などのトラブルで母乳外来を訪れた場合、医療費として認められる場合もあるので、お住まいの地区の税務署に確認してみましょう。

また医療費控除の還付申告をする際には、受診した際の領収書が必要になるので、失くさずに保管しておいて下さいね。

外来受診の持ち物は?服装は?

母乳 外来 持ち物

それでは母乳外来を受診する時は、どんな点に注意すればいいのでしょうか。外来に訪れる際の服装のポイントや、持ち物などについて見てみましょう。

・外来に行く服装は?
→助産師に授乳方法のアドバイスをもらうことがあるため、授乳しやすい服装で行くようにしましょう

・受診する際の持ち物は?
→ママの保険証、診察券、母子手帳
→おむつ用品、着替え、タオルなど、赤ちゃん用の持ち物
→育児日誌など

母乳外来に保険は適用されませんが、念のためママの「健康保険証」を持参しておくと無難です。赤ちゃん連れで行く場合、おむつセットや着替えも忘れずに。

母乳外来では、赤ちゃんの「授乳間隔」や「排泄の回数」などを聞かれることもあります。もし赤ちゃんの授乳時間や健康状態などを記入した「育児日誌」があれば持参しましょう。日々の育児の様子を、的確に伝えることができます。

また母乳外来は基本的に「完全予約制」の施設が多いので、訪れる前に電話をして予約をとるようにしましょう。

乳腺炎の兆候が見られたら‥すぐに外来受診を!

授乳期に乳腺炎になるママは少なくありません。乳腺炎になると、授乳のたびに痛みを感じるようになったり、乳房にしこりができて腫れ上がったり‥。

乳腺炎は、とにかく早めに対処することが大切です。初期症状のうちに母乳外来で適切なケアを受ければ、悪化を防げることもあります。

基本的に母乳外来は「予約制」ですが、乳腺炎で高熱が出ている際などは、急患を受け入れてくれる施設もあります。

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母乳 外来

「おっぱいの詰まりが、母乳外来のマッサージで解消した!」
「助産師さんのアドバイスで、母乳量が増えてきた」

母乳外来は、乳腺炎になりやすいママや、おっぱい不足に悩むママの心強い味方。ママが安心して母乳育児を続けられるよう、サポートしてくれるはずです。

また授乳中は、母乳外来の受診とあわせて、母乳によいと言われるお茶「たんぽぽ茶」を飲んでみてもいいですね。乳腺炎の予防や、母乳量がアップする効果で知られています。

母乳育児は、ママがリラックスして取り組むことが大切です。周囲の助けをうまく借りながら、赤ちゃんとの生活を楽しんで下さいね。

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執筆者:菜月

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