乳腺炎の「白斑」が痛い時│白斑の取り方と予防のヒント3つ

乳腺炎 白斑

「乳頭に白斑ができて、授乳のたびに痛い‥」

乳首の先にできる白いニキビのようなものは「白斑」と呼ばれます。白斑ができると、授乳のたびに激痛がするだけでなく、白斑部分が服に触れるだけで痛みを感じることもあります。

白斑は母乳の出口が詰まることで出来るため、悪化すると乳腺炎になる恐れがあります。また乳腺炎の初期症状のひとつとして、白斑ができることもあります。

・急に白斑ができてしまう原因は?
・白斑が痛い‥取り方・治し方を教えて!
・乳腺炎や白斑を予防するには?

白斑や乳腺炎を悪化させないために。白斑の取り方や、乳腺炎を悪化させないための対処法などを、まとめてみました。

「白斑」や「乳腺炎」の原因は?

乳腺炎 白斑 原因

母乳育児中、乳頭部分にできる白いポツンとしたものは「白斑」と呼ばれますが、正しくは「乳口炎」と言います。

白斑ができると授乳時にひどく痛み、症状が悪化すると乳腺炎になる恐れがあります。また乳腺炎の初期症状のひとつとして、白斑ができることもあります。

白斑があらわれたのち、乳腺炎の状況が悪くなることも少なくありません。それでは、乳首に白斑ができてしまう原因は何なのでしょうか。

白斑はニキビの芯のようなもので、母乳が固まって、まるでコルクの栓のように乳口をふさいでしまうことで、母乳が出口を失って乳房内に母乳がうっ積し、しこりになった状態です。

原因は乳腺炎とほぼ同じ。授乳間隔があきすぎて、乳房に古い母乳が溜まりすぎたとき。脂っこいものや甘いもの、乳製品などを常識範囲を超えてドカ食いしあとき、ママの水分不足、体調不良、赤ちゃんに鼻づまりなどの症状があるときなど、乳口のトラブルが起きやすいです。

引用:「10人産んだスーパー助産師のストレスゼロで続けられる!母乳育児の本」こばやしひさこ(すばる舎)p.111

白斑と乳腺炎は密接な関係があり、どちらも同じような原因で発症します。

白斑も乳腺炎も、乳房に長時間おっぱいを溜めおいたり、おっぱいが詰まりやすくなる食生活をしていたり、ママの体調不良などで引き起こされると言われます。

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乳腺炎以外の原因で出来る白斑とは

乳腺炎 白斑 とは

乳口炎の原因は、母乳の固まり(乳栓)が乳腺に詰まることだけではありません。乳口に傷ができて炎症を起こすことでも、乳口炎が引き起こされます。

白斑にはもうひとつ、乳口の傷がかさぶたになり、慢性の炎症を起こしてできるケースがあります。浅吸いや歪め飲みなどにより、乳頭の先端に負荷がかかってしまったときにできやすい白斑です。

コルク栓タイプの白斑とくらべて、このタイプの白斑はなかなか治りにくいのが特徴です。

引用:「10人産んだスーパー助産師のストレスゼロで続けられる!母乳育児の本」こばやしひさこ(すばる舎)p.112

うまく赤ちゃんが乳首に吸い付けないと、ママの乳頭に負担がかかり、傷ついて炎症が起きてしまいます。傷にかさぶたができたり、水ぶくれのような水泡ができることもあります。

このタイプの白斑ができると、白斑部分に痛みを覚えるだけでなく、授乳のたびに傷が悪化してしまいます。また水泡をつぶすと、細菌感染してしまう恐れもあります。

炎症タイプの白斑はつぶすことなく、乳頭に「保湿剤」を塗ってケアするようにしましょう。

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保湿剤は「ランシノー」や「馬油」など、天然由来のものがおすすめ。白斑部分にこまめに塗って、上からラップをかぶせて保護しておきましょう。

また乳頭に塗ったランシノーなどは、授乳前に拭き取る必要はありません。炎症タイプの白斑や水泡は、つぶすことなくケアを。

 

乳腺炎タイプの白斑の取り方とは

乳腺炎 白斑 取り方

それでは乳栓が詰まったタイプの白斑や、乳腺炎になりかけている時にできる白斑は、どのようにケアすればいいのでしょうか。

白斑の治し方と、乳腺部分に詰まった「乳栓」の取り方のヒント3つをご紹介しましょう。

1)とにかく赤ちゃんに飲んでもらう

赤ちゃんが詰まっている脂肪分のかたまりを飲んでも問題ないので、痛くても最初はガマンして頻回授乳をしましょう。空腹のときに、詰まっている方の乳房から先に与えましょう。

赤ちゃんの下あごを深くくさえさせ、詰まっている部分から赤ちゃんが舌で母乳を絞り出せるようにします。授乳前と授乳中に、しこりから乳頭にむけてやさしくマッサージしたり、授乳前に、しこりに温湿布をあててみるのもよいでしょう。

白斑などの炎症がおさまるには、1週間ほど期間がかかります。長引く場合は、母乳外来や助産師に相談して下さい。

引用:「出ない!痛い!わからない!母乳のお悩み解決BOOK」赤すぐ編集部(メディアファクトリー)p.126

乳腺炎になりかけている時にできる白斑は、頻繁に赤ちゃんに授乳することでケアしましょう。赤ちゃんに根気よく乳頭を吸わせるうちに、乳栓が抜けることがあります。

乳腺の詰まりが解消されて、乳房内の母乳が排出されれば、症状はグッと楽になるはずです。

また授乳の際は、赤ちゃんが乳房からまんべんなく母乳を吸い出せるように、授乳方法を工夫しましょう。古い母乳を溜めこまないようにすることで、乳腺炎の予防にもなります。

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2)助産院でマッサージなどのケアを受ける

赤ちゃんに頻回授乳しても、なかなか白斑が解消されないこともあります。また、おっぱいトラブルのある母乳は美味しくないため、赤ちゃんが飲むことをイヤがることもあります。

そんな時は、助産院や桶谷式相談室などを訪れ、マッサージなどのケアを受けるようにしましょう。マッサージや手技で乳腺の詰まりが解消されると、溜まっていた母乳が一気に排出されることもあります。

<白斑の治し方、針でつぶす治療はNG!>

白斑部分を針でつついて治療する助産院もあるようですが、この取り方だと乳口に傷がつく恐れがあります。傷口が細菌感染すると、乳腺炎になる可能性があり、大変危険です。

乳栓が無事に取れても、白斑はしばらく残ります。再度乳栓が詰まらないよう、食生活などに十分に気をつけましょう。

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3)ママの食生活を見直そう

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油っぽいもの、甘いものをたくさん食べたあと、おっぱいの調子が悪くなったことはありませんか?白斑も乳腺炎も、ママの食生活によって引き起こされることが少なくありません。

何度も乳腺炎を繰り返すママは、乳腺が細くて詰まりやすい可能性があります。授乳期はできるだけ高脂肪・高カロリーな食べ物を控えるように心がけましょう。

<白斑・乳腺炎の予防に!控えたい食べ物は>

・揚げ物
・脂っこいもの
・乳製品
・スイーツ など

母乳は血液から出来ているため、血液がサラサラになれば母乳の循環もよくなります。あっさりとした和食中心の食生活を心がけ、母乳の質をあげるようにしましょう。

母乳の質を上げる効果があるものとしては「たんぽぽ茶」「たんぽぽコーヒー」などが有名です。母乳の出を促すだけでなく、母乳の質を上げることで知られています。

「たんぽぽ茶」や「たんぽぽコーヒー」には脂肪を減らす働きがあるため、乳腺炎を予防する効果も期待できます。

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乳腺炎も白斑も‥十分な水分補給と、休息を

乳腺炎 白斑

おっぱいに違和感を感じたり、白斑が出来たりしたら、症状が悪化する前に病院や助産院などでケアを受けましょう。おっぱいトラブルは、早めに対処することが重要です。

白斑や乳腺炎は、食生活が原因となることもあれば、睡眠不足やストレスなどで引き起こされることもあります。授乳中はできるだけストレスをためず、疲れを感じたら十分な休憩を。

十分に水分補給することも大切なので、こまめにノンカフェインの温かい飲み物を摂るようにしましょう。乳腺炎を予防する効果で知られる「たんぽぽ茶」もおすすめです。

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この記事を書いた人

執筆者:菜月

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