地に足がつかないの意味や使い方は?地に足がつかない人の特徴・理由も紹介!

人間関係

あなたの周囲にも、地に足がつかない人はいませんか?いつまでもフラフラして、連絡が途絶えてはまた来てを繰り返す人、いますよね。今回は、そんな地に足がつかないの言葉の意味や使い方、地に足がつかない人の特徴や理由についてご紹介します。

地に足がつかない感じって?

地に足がつかない感じと言われたら、あなたはどのような人を想像するでしょうか。いつまでもフラフラしていたり、何だかフワフワした印象の人だったり、ソワソワしているのが見て分かる雰囲気だったり。そんな印象を持っているのではないでしょうか。 残念ながら、少し頼りない印象ですよね。故に、地に足がつかないという言葉の意味や使い方、地に足がつかない人の特徴や理由について説明したいと思います。

地に足がつかないの意味とは?

では、地に足がつかないの意味とはどのような意味なのでしょうか。 地に足がつかないとは、浮かれているさまや、浮き足立っているさまを指します。また、落ち着きのないさまや、冷静さを欠いた様子などを意味する表現でもあります。

地に足がつかないの使い方・例文

では、地に足がつかないの使い方や例文としては、どのようなものが挙げられるのでしょうか。

「地に足がつかない生き方をしていないでしっかりしなさい」

上記は、言葉通り説教です。この場合の地に足がつかないは、いつまでもフラフラしていないで、しっかりと働いて生活しなさい、という意味です。

「学生の頃は地に足がつかない感じだった彼が事業を起こしたとは…」

上記は、学友だった頃は落ち着きが無くていわゆる真面目な生徒では無かった人が、大人になって事業を起こしたと言う、地に足がつかない感じの人が社会人になって人が変わったかのように感じる一面です。

地に足がつかないの類義語

では、地に足がつかないの類義語にはどのようなものがあるのでしょうか。

浮き足立つ

まず、「地に足がつかない」の類義語として、「浮足立つ」が挙げられます。浮足立つは不安や恐れで落ち着きを失う、または逃げ腰になることを指します。ほか、期待で浮かれた気持ちになり、そわそわすることの意味も含みます。

腹が据わらない

次に、「地に足がつかない」の類義語として、「腹が据わらない」が挙げられます。腹が据わらないは、仕事などに対して身が入らないさまを指します。

気がはやる

最後に、「地に足がつかない」の類義語として、「気がはやる」が挙げられます。気がはやるは、浮かれるなどして落ち着かないさま、焦っているさまを指します。

地に足がつかないの英語表現

では、地に足がつかないの英語表現とはどのようなものなのでしょうか。地に足がつかないの英語表現は、いくつかありました。 今回は、「そわそわしている」「落ち着かない」の意味合いで例文を挙げます。”He came home as if he was walking on air.”(地に足がつかないような気持ちで家に帰った.)

地に足がつかない人の特徴・あるある

では、地に足がつかない人の特徴やあるあるとして挙げられるのはどのようなものなのでしょうか。

特徴1:自分の軸が無い

まず、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、自分の軸が無いと言うことが挙げられます。しっかりとした信念を持ったり、しっかりとした考えを持っていないと、地に足がついていないと思われることが多々あります。 理由があって各地を転々としている、理由があって職に就いていないなど、聞かれたら答えられるだけの確かな理由があれば、地に足がつかないのも納得して貰えます。しかし、聞かれてすぐ答えられなかったり、はぐらかしてしまうなどすれば、納得しては貰えないでしょう。

特徴2:他人任せ

次に、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、他人任せにしがちであるということが挙げられます。責任のある事柄から逃げたり、他の人の意見にそのまま乗ったりする節が多々見受けられます。 地に足のついていない人は、責任の伴う事柄に対しては及び腰になるので、大きな仕事を任せたり結婚を考えたいなどと言った、転機や人生の節目になるような事柄に関わる場合は、慎重に行ってください。

特徴3:自分の本音を主張しない

また、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、自分の本音を主張しないということが挙げられます。 これは上記の「他人任せ」にも関連しますが、自分の意見を主張してより良い意見を出すのではなく、出された人の意見に乗って楽をしようと考えています。 しかし、自尊心はあるので後から文句を言ったり陰口を叩いたりします。

特徴4:憧れや夢を追い続けている

次に、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、夢や憧れを追い続けているということが挙げられます。 若い時からバンドを組んで、「目指せメジャーデビュー!」と言いながら25歳を過ぎたり、「漫画家になるんだ」と出版社持ち込みとボツを繰り返しているうちに30代を迎えたり。 好きなことを諦めずに頑張りぬいたからこそ、夢を叶える人もたくさんいます。しかし、才能が中途半端だったり、似たような作品が蔓延し没個性となり日の目が当たらず、そのまま消えていく人の方が多いでしょう。

特徴5:最後までやり遂げられない

また、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、最後までやり遂げることが出来ないと言うことが挙げられます。 上記「夢や憧れを追い続けている」にも関連しますが、根性が無く、途中でギブアップしてしまいます。 学校でのマラソン大会だったり、受験戦争だったり、就職活動だったり、上記で例えた夢追い物語だったり…。もし根性があったら、負けたくないという思いで踏みとどまった個所が何かしらあるはずです。 どこか中途半端で、達成することが少ないのであれば、地に足がつかない人なのかも知れません。

特徴6:フワフワ生きている

次に、に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、フワフワ生きているということが挙げられます。 「どうにかなる」という感覚で生きている人、たまにいますよね。若い時はそれでもどうにかなるかも知れませんが、年齢を重ねるにつれて、少しづつ体力が無くなり、無理が出来なくなります。年齢を重ねているからこその社会的責任も考えなければなりません。 そうこうしているうちに、周囲は結婚し、家庭を作っていくかも知れません。そして、親や親族の死が言わずもがなやってきます。将来的に起こりうるであろう「絶対的な未来」であえ、考えていないと、困るのは自分です。

特徴7:定職に就いていない

次に、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、定職に就いていないことが挙げられます。 正社員として働いていることが一番望ましいですが、正社員として働くのも少々厳しい世の中です。フルタイムで勤務して、可能であればゆくゆくは正社員を狙って行きたいのが誰しもが持つ本音のはず。 しかし、人手不足が叫ばれている世の中で、働き始めてもすぐ仕事を変えたり、そもそも働いていなかったり、定職に就いていない人がいます。まさしく地に足がついていない証拠ですね。

「ここで頑張って働いて生活の基盤を作ろう」とか、「貯金をしよう」などと言った将来の展望が描けておらず、「合わないから辞める」「面白くないから辞める」などと現在の気分で離職したりします。 我慢ををしたり、粘ったり、冷静になって考えたりすることが出来ないのも、地に足がついていない人の特徴です。

特徴8:感情的に行動する

最後に、地に足がついていない人の特徴として挙げられるのが、感情的に行動することが挙げられます。 上記「定職に就いていない」にも関連しますが、その場の勢いで退職を決めたり、腹が立ったからとそのままケンカを吹っかけたりと、子どものように暴走します。 しがらみなく行動に移せるのは利点かも知れませんが、悪く言えば責任を全て他の人に押し付けて自分は立ち去ったとも捉えることが出来ます。 良い大人が子どものような立ち振る舞いをして周囲を引かせていた場合、その人は地に足がついていないのかも知れません。

地に足がつかない人になる理由

では、地に足がつかない人になる理由は、一体どのようなものが挙げられるでしょうか。

理由1:自己価値が低い

まず、地に足がつかない人になる理由として、初めに挙げられるのが、自己価値が低いと言うことが挙げられます。 自分の意見が正しいのかどうか分からないから発言できない、自分が抱いている夢は現実的なのかどうか判断が付かないなど、自分に対する価値が低いため、自分の持つ意見や考えさえも低く見てしまいます。 結果、意見を主張することも出来ず、夢も達成したりキリの良い所で諦め次に切り替えることも出来ず、ズルズルと中途半端に続いたりします。

理由2:依存関係がある

次に、地に足がつかない人になる理由として、二番目に挙げられるのが、依存関係が強いと言うことが挙げられます。 この依存関係は、親とだったり祖父母とだったり、家族全てとだったりします。例えば、夢を追うために金銭面で長年援助をして貰っていた反面、途中で辞めるとも就職するとも言えなくなった、と言うパターン。 親は子が可愛いものですから、文句を言いながらも応援してあげたいもの。物資もさることながらそれよりも家賃や光熱費を払える金銭を与えてしまいがちです。 過度な依存は、共依存と言われ、お互いがお互いに依存し、抜け出せなくなる病気です。

理由3:世間知らず

最後に、地に足がつかない人になる理由として、最後に挙げられるのが、世間知らずと言うことが挙げられます。 例えば、一貫の私立学校を出ていたり、家庭が裕福であった場合、自分ではやってこなかったことが露呈する瞬間があります。 女子高育ちで男性に免疫が無い、その逆もしかり。お米の研ぎ方が分からない、カップラーメンの作り方が分からない、ラーメン屋の食券の買い方が分からない…。 家庭が裕福だったり、大事に育てられていたり、周囲に異性がいないと分からないようなことがたびたびあります。新しく知り合った人が、見ててなんだか地に足がついていない気がしたら、世間知らずかも知れません。

地に足がつかない人の例

では、地に足がつかない人の例としてどのようなものが挙げられるでしょうか。

例1:よく転職する

まず、地に足がついていない人の例として、よく転職する人が挙げられます。運よく転職に成功し、働き始めたとしても、何か不具合が生じた時に「このままで良いのか」「私の居場所はここではない」「本当にやりたいことはこれでは無い」と考え、離職をします。 根本原因が他にあったり、掛け合えば改善される可能性があるものでさえ、そのままにして自分がその場から去る選択肢を取ります。

例2:人の評価が優先

次に、地に足がついていない人の例として、人の評価が優先的になる人が挙げられます。 例えば、「〇〇のタピオカミルクティーが美味しい」という話を聞いて、その話にまず乗ります。長蛇の列にも関わらず並び、購入し、写真に収め、「ウン、カワイイ」と言う。一連の動作が不思議だと思いませんか? まずは、異様に流行している物と、列、写真、カワイイの意図。おそらくここではインスタグラムにハッシュタグを付けてタピオカミルクティー云々と書くのでしょう。

それは本当に飲みたくて購入したのか、並びたくて並んだのか、本当に美味しいのか、写真に収めて残しておきたいから取ったのか、本当にカワイイのか、様々な疑問が湧いてきます。 他の人が美味しいと言うから、「おいしい」と思う人、カワイイと言うから「カワイイ」と思う人、流行っているからと言って、大して好きではないものを身に着けている人。本当に価値があるものを見極めきれない人で今世の中は溢れていますよね?

例3:取捨選択が出来ない

次に、地に足がついていない人の例として、取捨選択が出来ない人が挙げられます。取捨選択が出来ない人とは、自分の意志や軸がないため、いざという場面でひとつの物事を選ぶことが出来ない非常に優柔不断な人のことを指します。 新しい洋服を買うにしても長時間悩んだり、悩んでいる洋服も実は似たようなものを持っていたり。こういう人は、捨てる場面でもなかなか捨てることが出来なくて長丁場になります。 同じようなものや、抱えきれない思い出を許容以上に溜めこみ、身動きできなくなります。過去を共にしてきたそれらを手放すと、当時の自分も手放すような気がして恐怖を感じます。

地に足がつかない人との付き合い方

では、地に足がつかない人とはどのように付き合えば良いのでしょうか。

地に足がつかない彼女との付き合い方

地に足がつかない彼女との付き合い方は、若いうちはかわいいと思えることも多いかも知れません。しかし、年相応の常識や社会経験を積める時に積んでおいた方が良いでしょう。そんな地に足がつかない彼女には、優しくアドバイスしてあげてください! いつまでも自分のことを名前で呼んでいる女性や、舌ったらずな話し方、簡単な問題さえも解けないような人は、常識を疑われてしまいます。彼氏だからこそ言えることもありますよね。彼女が恥をかかないように、伝えてあげましょう! また、いつまでもアイドルオタクでいたら、周囲の男性は引いてしまうかも知れません。適度な年齢になったら、全通はやめて、ツアーのラストに絞るなどした方が良いかも知れないと教えてあげましょう。 その分を貯金に回したり、教養を養うために回したり、自分とのデート費用や将来のために貯金したいと訴えたら、大抵の人は納得するのではないでしょうか。

地に足がつかない彼氏との付き合い方

地に足がつかない彼氏との付き合い方は、彼女としては彼の夢を応援してあげたい気持ちが大きいかと思います。 しかし、別れをちらつかせるのが一番効果があるかと思います。地に足がつかない彼は、きっと収入も不安定でしょう。多くの女性は結婚を考えているかと思います。また、望めるのであれば出産も望みたいですよね。 もし結婚したとしても、出産・育児で自分が働けなくなるのはどの女性でも想像がつくでしょう。そのときは夫に稼いで貰わなければ生活は出来ません。 本当に自分との将来を考えているのか、自分のことを好きなのか、問いただしたら、うやむやな答えに惰性で一緒にいたのかと自分が笑ってしまうかも知れません。本当に将来を考えてくれていて、好きだと言ってくれるのであれば、「就職する」と言ってくれるでしょう。

地に足がつかない状態を改善するには?

では、地に足がつかない状況を改善するためにはどのような方法を取れば良いでしょうか。

仕事をはじめる

まず地に足がつかない状況を改善するためには、仕事をはじめることが挙げられます。仕事は、我々が生活していく上で非常に大きなウエイトを占めています。仕事をした賃金で生活し、それを繰り返すことで生きていきます。 仕事をしていない、ないし、仕事が続いていないという状況は、生活の保障が無いと言うことでもあります。 まず生活の基盤を整えるために、仕事をはじめてみてはいかがでしょうか。

引っ越しする

次に、地に足がつかない状況を改善するために、新天地へ引っ越ししてみることが挙げられます。通勤圏内であれば、出費は痛手ですが通勤の苦にはなりません。 新しい部屋と、新しい景色と、周囲の住人。心機一転、出直せるかも知れません。春は引っ越しシーズンで業者も不動産屋も慌ただしくゆっくり探せませんが、シーズンオフだったら何件も回って、気に入った物件を見つけると良いでしょう。 そのうち不動産屋巡りが趣味になり、間取りや建築に興味が湧き、資格まで取りだすかも知れません。また、新しく引っ越しした近所にオシャレなカフェがあったら嬉しくなりますよね!引っ越しをすることで、悪く滞っていた運気を断ち切ることが出来るかも知れません。

身体をオン状態にする

最後に、地に足がつかない状況を改善するために、身体をオン状態に持って行くよう心がけましょう。身体がだるい、重い、やる気が出ないと感じているのは、身体がオフ状態だからです。 ヨガなどのゆっくりとした運動から始めてみるのも良いでしょう。ゆっくりと身体が伸ばされるので、大変気持ちよく進めることが出来ます。もっと激しくても良い人は、ウォーキングやランニングに出ても良いでしょう。 膝などに不安がある人は、自転車や水泳などはどうでしょうか。激しい運動で身体を奮い立たたせるという意味では無く、閉じかけてている目を覚ますイメージでしょうか。

また、ここ最近出来合いの総菜やコンビニのお弁当、パンなどで食事を済ませてはいませんか?それらは美味しそうに見えて、添加物がたっぷり含まれています。 なんとなく調子が上がらないのは、食事の所為かも知れません。おなかは満たされていても、実は栄養失調気味かも。 今までより少しバランスを気にしながら、炭水化物を減らしたり、野菜を多めに取ったり、脂肪分を控えたりしてみてください。身体の調子が整い、元気になるかも知れません。

自身の生活を改善して地に足つけて頑張ろう!

なかなか地に足がつかない人は、今までの人生や生活がなんとなくだったりと、ふわふわとしたものだったからではないでしょうか。 自分がやらなくてもやって貰えたり、わざわざ意見しなくてもまとまったり、今までの人生比較的受け身で過ごしてきたことでしょう。 若い頃はそれで問題なく過ごせてきたことでしょう。しかし、年齢を重ねるにつれて、周囲の人たちとの差を感じることはありませんでしたか。地に足付いた人たちは、しっかりとした人生設計を描いていたはずです。同じ年代のはずなのに、と焦りはありませんでしたか? 今までは、自分のことを考えたり、自分自身を見つめ直したり、自分磨きとはもしかしたら縁が無かったのかも知れません。しかし、今が変われるチャンスです!是非自分自身の生活を改善して、地に足をつけて生活しましょう!

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